Initial J : Jay Chou :S.R.(*super recommend)#.2


Jay Chou 

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Super Recommendの#.2は、満を持して明日8月31日に
日本でCDデビューを飾るJAY CHOU 『Initial J』です。
ジェイは台湾が生んだ才能溢れるシンガーソングライター。
2000年のデビュー以来5枚のフルアルバムを世に送り出してきたジェイ。
全ての楽曲の作曲、プロデュース、コーラスアレンジを自身でこなし、
毎アルバム数曲の作詞も手掛けるコンポーザー。
楽器にも長けておりピアノ、チェロ、ギター等など
大抵の楽器は操れるのではないでしょうか。
個人的に考えるジェイ最大の魅力はその“憂いを帯びた甘い歌声”だと思います。

過去の5枚のアルバムは全て大ヒットを記録し、アジアにおいて名実ともに
他の追随を許さないアーティストとして君臨しています。
現在、最も影響力のあるミュージシャンの一人ではないでしょうか。
5枚のアルバムはどれも粒揃いの楽曲で、素晴らしい傑作ばかり。
追々、ここS.R.で全てのアルバムを取り上げ、各楽曲について
語りたいと思います。
『Initial J』は過去5枚の中からのベスト版。全12曲。
新曲2曲がこのアルバムに*世界初収録されます。
*(先ごろ発売されたmp3プレーヤー“JⅢ”にプレインストールされた限定曲)


アルバムの冒頭、つまり最初に耳に飛び込んでくるメロディ、声。
この大変重要な役割を担う曲は可愛女人/Adorable Woman
この曲はファーストアルバムでもオープニングを飾っています。
一曲目には持って来いの、美しい広がりがパンチのある曲。
ハスキーな甘い歌声とサビのキャッチーさが相まってクセになりそうな
世界を展開してくれます。
続く二曲目は黒色幽黙 /Black Humor
ピアノに合わせしっとりと歌い上げる静かで力強い一曲。
後半に向けて感情を徐々に高ぶらせる、曲想を捕らえた熱い歌唱。
ジェイの作詞。
三曲目忍者 /Ninja、四曲目雙截棍/Nunchucks
忍者/Ninjaはユニークな流れが楽しくもカッコイイ“ラップ”ソング。
ファンを魅了してやまないのはその甘い歌声だけではなく、オリジナリティ溢れる
独特のラップ。時に軽快、時に鋭く、時に穏かにと実に見事に使い分けています。
どこか、初期のビースティーボーイズを彷彿とさせるコミカルなラップでは
日本語のフレーバーも加えています。好き嫌いが分かれそうですが、
しっかりと作り込まれているので安心して聴けますね。
雙截棍/Nunchucksも表現法はラップなのですが“ROCK”しています。
これは本当に格好いい!!ジェイのラップが最高に“生きて”ますね。
ザクザク刻まれるギターに真っ向から挑む言葉の応酬。
欲を言えば、ギターの音がもう少し大きければ 文句なくCoolなのですが…
とにかく、かなりカッコイイ曲です。                     




五曲目は個人的に、何度も聴かずにはいられない程好きな一曲の
最後的戦役 / The Last Battle
サビも泣かせるのですが、
なんと言ってもAメロからの独特の唄いまわしが最高に心地良い。
ジェイの曲全般に言えることなのですが、
各曲とも、効果音を多用し過ぎのきらいがあります。
あくまで私見です…
どちらかと云うと“素”のままの方が良いのでは?とも思います。
楽曲そのもののクオリティが非常に高いので
余計なものを一切排除しても十分過ぎる程。
とにかく、この曲は1度聴き始めると止まりません…。
六曲目の以父之名/In The Name Of The Fatherを皮切りに、
毎曲雰囲気が変わるバラエティー豊かな楽曲群が
聞き手を釘付けにすることでしょう。
全編渋いこの曲は4thアルバムのオープニング。
「アベ・マリア…」男性の祈りの声で静かに幕を開けますが…驚きます…
ジェイのソングライティング能力の高さに。
目の前に映像が浮かんでくる、妖艶で意味深なメロディ。
囁きながら滑らかに流れていくラップが秀逸です。
中国語がラップと好相性なことを再確認できる曲でもあります。
七曲目は東風破 /East Wind Breaks
一転して、こちらは宮廷に迷い込んだかの様な、高貴で美しい曲。
ジェイの甘い歌声を余すことなく堪能できる穏かなメロディ。
ニ胡や中華の楽器が美しい流れを作り、より楽曲を盛り上げています。
懐かしくて暖かい。それでいて全く古臭くなく、
むしろ新鮮なレベルにまで高める手腕には脱帽です。
八曲目には雙刀/Double Blade
4thアルバムの最後を派手に飾っている曲です。
雄叫びに始まりハードなサウンドへ移行するも、唄い出しにはハウスにチェンジ。
大変バラエティに富んだ、構成力のある一曲。耳が釘付けになります。
この曲での効果音は遊びとして“効いて”いるので有効ですね。
終盤のたたみ掛けるようなラップと曲の〆方が余韻を残します。
かなり好きですね、こういう曲。
九曲目は今までの素晴らしい楽曲までもが、プロローグに感じられる程の
本命中の本命。
超名曲七里香/Common Orange Jasmine
情緒溢れるこの曲は聴く者のハートを鷲ずかみにしますね。
一度聴いたら忘れられないサビと声。
聴き初めこそ、イントロの中華味に少し驚いたものの…
今では、ここの導入部分こそが気持を高揚させる大元です。
何時まででも聴いていたい…そんな世界観を持った名曲。
ベストの選曲としてはラストを飾る外婆/Gland-ma 。緩やかで穏か。
そんなトラックにジェイの時折見せる早口ラップが光ります。
切ないサビのコーラスワークとラップとの対比が見事です。
途中、女の子のラップも加わるのですが、この掛け合いが
独自の浮遊感を曲に持たせています。
ジェイ作詞。

続く二曲は新曲で、今秋公開される映画『Initial D』 の為に書き下ろされた曲。
飄移/drifting は、オリジナル版の主題歌。
さすが映画の為に書き下ろしたとだけあって、
その世界観をしっかりと描ききれていますね。
疾走感溢れるこの曲で、是非とも米国のEVEをフィーチャリングに
迎えてRe録音して頂きたいものです…
(車=EVE。そんな絵つ゛らのPVが浮かんで来たんです…)
どこの国で流しても違和感のないボーダーレスな曲です。
一路向北/All The Way Northは同じくオリジナル版の挿入曲。
切ないロックバラードが劇中の場面を盛り上げます。
イントロ部分が少し『デフ・レパード』を彷彿させましたが、
通して聴いてみると紛れもないジェイサウンドが広がっています。
全体的に泣かせますが、サビの直前とラストのサビ、
ここの部分の歌詞&唄い方が最高に切ないですね。
最近はこの曲が特にヘビーローテーションです。美メロな曲。

以上が『Initial J 』 の収録曲です。
このアルバムには他アルバム未収録曲が入るので必聴なのですが…
一枚目のベストとしては、曲数から 言っても、選曲面でも消化不良気味。
収録されなかった名曲がありすぎて……。
ですから、少しでも興味を持った方には是非ともフルアルバム+EP
を聴いていただきたいですね。
(どのアルバムからでも良いので…)
どれも音楽好きなら絶対聴いて損は無い楽曲ばかりです。
今後もアルバムを一枚ずつ、取り上げていくつもりです。

See Ya!!


*追記:Tsui-ki

この度、こちらの『ジェイ・チョウ blog』さん及び
こちらの『Rock番町皿屋敷日記』さん
(Sony Musicの洋楽レーベルスタッフさんの日記)から
トラックバックを頂きましたので…「ありがとうございます。」……追記。
前者の『ジェイ・チョウ blog』さんは、ジェイの“音楽以外”にも興味を
持たれた方には最適なblogです。
色々な公式最新情報やエピソードが満載です。
後者の『Rock番町皿屋敷日記』さんは、洋楽好きを唸らせる
最新音楽情報&エピソードが満載。
(さすがレコード会社さんのblog…情報が濃い)
ジェイの“音楽”に興味を持った方で、その“声とメロディー”
一度 拝んでみたい!

という方は、こちらの『SONY MUSICさんの:公式JAYサイト』にて、
一路向北/All The Way Northの試聴が出来ます。
是非、その耳で確かめてみて下さい。
きっと、フルコーラス聴きたくなって…居てもたっても居られなくなりますよ。

See Ya!!!!


*追記 2:Tsui-ki 2

再びTBを頂きました…「ありがとうございます」…追記です。
こちらの 『シネマクロニクル』さんは映画のお話しが楽しい
peridotさんのblog。
こちらの 『m*journal』さんは挙式を控えられたmayoさんのblog。
See Ya!!!!!


*追記 3:Tsui-ki 3

そして再びTBを頂きましたので…「ありがとうございます」…追記です。
こちらは、ルル・モカさんのblog。
『J的地盤~杰倫(ジェイ・チョウ)blog』
その名の通り、JAYの話題が中心のファン必見なblog。
See Ya!!!!!!

  
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by mihhoT | 2005-08-30 23:07 | *super recommend


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